辻邦生(1925–1999)は、小説家、フランス文学者として数々の歴史小説を手掛け、代表作『背教者ユリアヌス』、『春の戴冠』、『西行花伝』などは今も多くの読者を魅了しています。辻佐保子(1930–2011)は、美術史家として特にビザンティン、ロマネスク美術研究において業績を残し、大学教員として後進の研究者たちに多大な影響を与えました。邦生と佐保子はおしどり夫婦としても知られ、1957年のフランス留学をはじめ欧州を中心にたびたび取材旅行をともにしました。残された旅の記録からは、ふたりの親密な様子だけでなく、お互いの仕事に対する深い信頼と敬意を感じることができるでしょう。また、邦生は琵琶弾奏家の辻靖剛を父に、佐保子は工芸作家の後藤科子を母にもち、それぞれの出自からも創造的な営みが身近にあったことがうかがえます。 本展では、文学と美術史という異なる分野で活躍した邦生、佐保子の仕事にまつわる品々をはじめ、海外取材で撮影した写真やスケッチ、留学中から描き合った絵手紙「MANGUA(マンガ)」などを紹介し、ふたりの間で紡がれた豊かな時間をたどります。 また、幼少の頃一時期を名古屋で過ごした邦生と、名古屋で生まれ育った佐保子の地域や家族との繋がりにふれる品も特別に展示します。
2025年10月10日(金)~ 12月4日(木)
10:00〜19:00(入館は18:30まで)
月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
一般 350円(300円) 中学生以下無料
- ( )内は各種割引料金(20名以上の団体、清須市立図書館貸出利用カード提示者など)
- 各種障がい者手帳等提示者及び付添人1名は無料
【3館連携相互割引】
一宮市三岸節子記念美術館 特別展「岡田三郎助 優美な色彩・気品ある女性像」(10月11日(土)~11月24日(月・祝))、稲沢市荻須記念美術館 特別展「荻須高徳 リトグラフ展-稲沢市荻須記念美術館コレクション-」(10月24日(金) ~ 12月7日(日))のチケット(半券可)のご提示で割引料金(1枚につき1名限り、割引の併用不可)
清須市はるひ美術館
国際芸術祭あいち2025 パートナーシップ事業
清須市はるひ美術館 収蔵作品展
植田陽貴/Haruki Ueda

《骨と翻訳》2025年 油彩、キャンバス

《光について》2024年 油彩、キャンバス

《骨と翻訳》2025年 油彩、キャンバス

《光について》2024年 油彩、キャンバス
阪本結/Yui Sakamoto

《Landscapes》2024年 油彩、アクリル、パステル、色鉛筆、キャンバス 撮影:Haruka Oka

《Landscapes》2023年 油彩、アクリル、パステル、キャンバス

《Landscapes》2024年 油彩、アクリル、パステル、色鉛筆、キャンバス 撮影:Haruka Oka

《Landscapes》2023年 油彩、アクリル、パステル、キャンバス
谷内春子/Haruko Taniuchi

「知覚する風景」展示風景 2024年(2kwgallery)撮影:麥生田兵吾

《Overlapping landscape #2》2025年 膠彩、麻紙 撮影:麥生田兵吾

「知覚する風景」展示風景 2024年(2kw gallery)撮影:麥生田兵吾

《Overlapping landscape #2》2025年 116.7×161.8cm 膠彩、麻紙 撮影:麥生田兵吾
関連イベント
アーティストリレートーク
出品作家3名が展示作品を前にお話しします。
10月11日(土) 13:30~(1時間ほど)
植田陽貴、阪本結、谷内春子(いずれも出品作家)
加藤恵(清須市はるひ美術館学芸員)
不要 無料(要観覧券)
【3館連携相互割引】
当館「アーティストシリーズ+」のチケット(半券可)を以下の各展覧会にてご提示で観覧料が割引になります(1枚につき1名限り、割引の併用不可)。
・一宮市三岸節子記念美術館
特別展「岡田三郎助 優美な色彩・気品ある女性像」
会期:10月11日(土)~11月24日(月・祝)
・稲沢市荻須記念美術館
特別展「荻須高徳 リトグラフ展-稲沢市荻須記念美術館コレクション-」
会期:10月24日(金) ~ 12月7日(日)
