展覧会情報
清須ゆかりの作家 阿野義久展 生命形態 ―日常・存在・記憶―

当館では地域にゆかりのある作家を紹介する展覧会を継続的に開催してきました。「清須ゆかりの作家」シリーズとして第8回目となる今回は、清須市在住の阿野義久(1958~)を取り上げます。

人体や植物といった生命の形を見つめながら、記憶から生成された心象風景を描く阿野。本展では絵画だけでなく、流木など自然の素材を構成した初期の立体作品も含めこれまでの制作を振り返ります。

また愛知県立芸術大学において教育者の立場にある阿野は、多くの学生たちの自由な創造性をもはぐくんできました。関連イベントではワークショップなどを通してその一端をご紹介いたします。

▶ 展覧会チラシ

▶ 出品作品リスト

会期

2022年9月10日(土)~11月13日(日)

開館時間

10:00〜19:00(入館は18:30まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)

観覧料

一般 500円(450円) 中学生以下無料

  • ()内は20名以上の団体および清須市立図書館貸出利用カード提示者の割引料金
  • 各種障がい者手帳提示者及び付添人1名は無料
    • 【相互割引】
      一宮市三岸節子記念美術館「河鍋暁翠展 ―父・暁斎から娘へ、受け継がれた伝統―」
      稲沢市荻須記念美術館「藤島武二 スケッチ百花 ―大川美術館コレクションと名品の彩り―」展
      いずれかの観覧券(半券可)のご提示で450円(1枚につき1名限り・割引の併用はできません)
 

阿野義久(あの・よしひさ)
1958年 長野県生まれ
1985年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
1989年 現代日本美術展(東京都美術館、京都市美術館)
1989、2003、2006年 今立現代美術紙展〈2006年 越前和紙賞〉(いまだて芸術館)
1994年 POSITION 1994名古屋発現代美術展(名古屋市美術館)
1995年~ 個展(ハセガワアート)
1997、2001年 国際コンテンポラリー・アートフェスティバル「NICAF TOKYO」
1999、2003、2004、2007~2009、2012~2014年 上野の森美術館大賞展〈2007年 賞候補、2014年 一次賞候補〉(上野の森美術館)
2001、2004年 現代日本絵画展「宇部絵画ビエンナーレ」〈2004年 佳作賞〉(宇部市文化会館)
2005、2006年 青木繁記念大賞公募展(石橋美術館・郡山市立美術館)
2005、2007年 富嶽ビエンナーレ(静岡県立美術館)
2006年 「名古屋」の美術-これまでとこれから-(名古屋市美術館)
2009、2010年 さかいでARTグランプリ〈2010年 優秀賞〉(坂出市民美術館)
2010~2016年、2020年 笠の会絵画展(松坂屋名古屋店美術画廊)
2013年~ ながくてアートフェスティバル(長久手市文化の家)
2017年~ THREE POSITION(うしお画廊)
2020年~ 個展(豊田画廊)

《作品B》1988年

《作品B》1988年

《Towers of Plant Feb06》2006年

《Towers of Plant Feb06》2006年

《TANKS》2010年

《TANKS》2010年

《蒼風》2020年

《蒼風》2020年

《薫風》2021年

《薫風》2021年

関連イベント

●ワークショップ「心のなかの形とわたしの風景」

心に思い浮かんだ形を粘土でつくり、それを見ながら水彩絵具でスケッチします。

日時:

9月25日(日)、10月16日(日) 各日14:00~15:30

定員:

各日10人

材料費:

300円(別途観覧料が必要です)

申込:

お電話ください(052-401-3881)

●アーティストトーク

作家本人が作品についてお話しします。

日時:

10月22日(土)、11月3日(木・祝) 各日14:00~(30分程度)

申込不要(観覧料が必要です)